学歌・応援歌集

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逍遙歌 桜花爛漫

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 昭和16年

~プロローグ~

卯の花開く現世に
血潮の嵐渦を巻く
ここ城南の一聖地
香陵に育くまれし
我等が市大健児
我等が青春の喜びは胸に溢れ
腕に熱き血潮のたぎるを覚ゆ
友よいざこの麗日に
是非なき宴催さば
行春の歌合せつつ
栄ある使命果さなん
いざ歌わんかな
大阪市立大学逍遙歌
桜花爛漫月朧ろ
桜花爛漫月朧ろ
アインツ・ツヴァイ・ドライ
1、桜花爛漫月朧ろ
  胡蝶の舞をしたいつつ
  人や南柯に迷う時
  雄飛の壮図を胸にして
  天に翔くる城南の
  健児の意気を君見ずや

2、天地静かに夜は更けて
  烏丘永久に眠る時
  古き歴史の跡訪わば
  ユーカリに風蕭々と
  霞める月にうそぶきつ
  常勝の名を誇るかな
3、流転世々の夢の跡
  栄枯の嵐絶えずして
  その狂瀾に人泣けど
  千古変らぬ友の情
  悲喜歓楽を共にして
  烏丘に集う我が健児

4、蛟龍破天の雲を得て
  阿?の気合満つる時
  秋水虚空に影すごく
  一剣空に玉散れば
  敵陣忽ち影もなく
  天下に覬覦の仇あらじ




大阪市立大学 学生歌
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 平井 保喜 作曲
 昭和15年

1、聞けや大和の清流に
  久し歴史の足音を
  今にないゆく若人の
  果てぬ希望の前進を
  吾等つくさんその使命
2、見よや明けゆく日の本の
  自由の光照らす世を
  叡知にさゆる眼もて
  そびゆる科学の殿堂に
  吾等究めんその真理




大阪市立大学 応援歌

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 小林 繁 作詞
 大阪市立大学応援団 作曲
 昭和48年8月

1、その名も高き金剛に
  尽きぬ理想を求めつつ
  不滅の努力重ねたる
  我等市大の若人は
  いざ戦わんとここに立つ
2、碧も浄き茅淳の海
  深き真理探り合い
  絶えぬ試練を忍びつつ
  結ぶ四年の友垣は
  いざ破らんとここに立つ
3、日本の要大阪の
  期待集めし大丈夫が
  不屈の鬼魄堂々と
  さえ切る妖雲払らい除け
  いざ降さんとここに立つ




応援歌 白銀の翼

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 篠田 恭一 作詞
 大阪市立大学応援団 作曲
 平成2年

1、今日くれないの
  湧き立つ雲千切れ
  ああ翼ゆく 白銀の 翼ゆく
  栄光の勝利を前に
  鍛えし胸の血潮ぞ
  火と燃ゆる
2、いまふり仰ぐ
  八重なす氷壁よ
  ああ輝かせ わが力 この光
  常勝の戦士の上を
  ランタン・リルンの丈夫
  みそなわす




第二応援歌

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 篠田 恭一 作詞
 林 雄一郎 作曲
 昭和15年

1、動く都の朝ぼらけ
  山水煙る夕まぐれ
  香陵の空雲深く
  若き涙の日々を詠む
  泣け青春の感激賦
  瞳を濡らす花の雨

2、芸術の町月光り
  哲学の里あくる夜や
  文化の雲に憧れて
  水平線を望む時
  見よ燦然の暁を
  涙ぞしむる大自然
3、カシオペイアの大星座
  オリンピイアに夜来れば
  スポーツの花絢爛と
  勇士の胸に咲き匂ふ
  ああ情熱の月桂冠
  勝利の鐘を打ち鳴らせ

4、ああ突風を吹かば吹け
  ああ稲妻よ射らば射れ
  艱難辛苦を共にして
  飛ぶ若鷲の群れの如
  搏て勇壮の羽翔を
  万里をゆくの羽翔を




第三応援歌

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 大阪市立大学応援団 作詞・作曲
 昭和57年9月

1、見よ必勝の旗のもと
  日頃鍛えたこの腕
  若き希望にあふれつつ
  青春の時燃えつくせ
  いざ戦わん我が健児
2、聴け若人の感激を
  勝利の歌も高らかに
  熱き血潮のたぎるとき
  青春の児は歓喜する
  いざ戦わん我が健児




血盟歌

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 伊達 陽 作詞
 松川 清 作曲
 昭和14年

1、嗚呼感激の春の宵
  緑杯の下月映えて
  若き希望に溢れつつ
  青春の児は乱舞する
  四年の契りいや深し

2、聴けミネルヴァの森に啼く
  叡知の鳥の羽摶きを
  見よ九天に輝ける
  千古不滅の星影は
  真理の道を語るなり
3、嗚呼混濁の世路に立ち
  悲喜歓楽を分かちつつ
  無明の長夜分け進む
  見よ血盟の友垣を
  男の児の意気に結ぶなり

4、惜春の賦を奏でつつ
  若き男の児の語らひは
  憂憤の情繁くして
  愛国の血は火と燃ゆる
  久遠の抱負君知るや
5、見よ風雲を叱咤して
  東大陸の野に立てば
  経綸の業はや成りて
  黎明の灯は近付きぬ
  希望の行手光あり




逍遙歌 春風匂ふ

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 今井 茂雄 作詞
 鈴木 和夫 作曲
 昭和13年11月

1、春風匂ふ浅香山
  花咲き花のうつろひし
  栄枯の姿君知るや
  夏草しげき校庭に
  流るる雲を仰ぐとき
  宇宙の大に涙せん

2、秋逍遥の月影に
  真理を求め人生の
  思索に若き胸躍る
  逝きて還らぬ青春の
  夢こそ思へ冬の宵
  希望は永久に高鳴らん
3、ああ四年の春秋を
  起てよ学べよ若き身に
  高き理想のペンを執れ
  燃ゆる四百の男の子等が
  二条の線に血は湧きて
  香陵健児意気高し

4、歴史はめぐる三千年
  今東海の峯の雲
  血潮の色に燃え出でぬ
  陽は東より光栄の
  祖国の誇り荷ひ立つ
  熱血の意気君見ずや
5、理想の旌旗かざしつつ
  一度起ちて行く処
  人生の覇業何かある
  ああ感激の子よ友よ
  聴け伝統の学び舎に
  希望の朝の鐘が鳴る




逍遙歌 金剛を望みて

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 吉田 康博 作詞
 北川 養助 作曲
 昭和13年11月

1、朝に望む金剛や
  夕べに語る丘蔭に
  若き生命の男の子等が
  涙し夢みる思ひ出は
  ああバビロンの落星か
  真理の彼方君見ずや

2、その熱涙に咽びつも
  湧然血潮は高鳴りぬ
  星影淡く月映ゆる
  銀盞満ちて永遠の
  自由の雄叫び高らかに
  契会の友行かんかな
3、さあれ血潮はたぎるとも
  四年の契り短くも
  過ぎゆく青春を如何せん
  友皆来れ摂南の
  市大我等若人よ
  大和の流れいや清し

4、思ひは遥か幾星霜
  今日荊棘の道に泣き
  明日感激の美酒に酔ひ
  痴人の夢と戦ひつ
  白亜の塔に四年の
  名残りを留めし人如何に
5、今暁雲はたなびきて
  金剛の峯に光さす
  されど行旅に試練あり
  軽浮の嵐荒るるとも
  希望が丘に声高し
  叡知の紅花咲けとかや
 
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